菊屋番頭のひとり言

「伊豆・修善寺温泉 老舗旅館 菊屋」宿屋での四苦八苦や七転八倒、喜怒哀楽・・・。            前大番頭から引継いだ文才の無い小番頭。季節の写真をまじえた迷・大奮闘紀。

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今蛍がまいました!

ライブです!今蛍の舞が
まだ数匹ですが、今、舞ってます


 


20060531204335.jpg


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素人写真なので…
きれいです!ほんときれいです!
3月からここまで、この日の為にです! 泣いていいですかぁー


 ただ  お客さんにも
この感動をお届けしたかったです…。


 


photo  by  サラリーマン番頭

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季節の絵はがき

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舞台を盛り上げる演出家

さて、舞台は整い始めました
キャスティングに頭を悩ませていますが、
大切な名脇役をご紹介いたしましょう。


20060531171700.jpg八角堂、ラウンジを引き立てます。


20060531172255.jpg目覚めの主役20060531172353.jpg


目立たずとも存在感



20060531172525.jpg湯上りに愛をこめて。



P1010931.jpg
そして喉を潤すkonnpeitou.jpg


会話をはずませ


20060531172801.jpg夕餉のときを告げる


便箋漱石を真似て


P10109301.jpg庭に添えてP1010934.jpg


そぞろ歩く…


P5150325.jpg   湯の街    photp by サラリーマン番頭












季節の絵はがき

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アロマの部屋、名前決定

さー連日いきますよー


かねてより、悩んでいましたアロマサロン、名前決まりましたよ。



                    aroma.jpg


 


どうでしょう?
なんかいい香りがしてきそうじゃないですか?
ね、よくない?
良いと思うけどなぁ…


ご意見を!                                    


 書 by サラリーマン番頭 



つれづれに

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名前判明、感謝デス。

ありがとうございます。


カルミアですね! 異国の人でしたか。


花言葉「さわやかな笑顔」ですね、お客様にお話できます。
ありがとうございました ケロロ軍曹殿。


20060528181254.jpg20060528181129.jpgほんと、金平糖ですね。


実は、お部屋に入れるお菓子を
金平糖にするんですよ、


konnpeitou.jpg



似てますよね。


ありがとございました。
まだ沢山の花が咲くのですよ、今後ともよろしくご指導のほど


photo by  サラリーマン番頭



季節の絵はがき

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すみません、この子の名前を教えて下さい。

ひさしぶりに庭園の話。


唐突ですが、この花は?



20060528181254.jpg


20060528181129.jpg 名前を教えて下さいませんか?


コメントまで


photo by  サラリーマン番頭



季節の絵はがき

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毎日何してるの?

なんて質問を頂く事が多く…たぶん、どんな事してるの?
なのだと思う…


旅館の開業なんてなかなか分からないですよね、
まず改装工事、とにかく古い施設なもんで、発掘作業みたいな事が多々ありますよ。
アロマ施設を作るのに、元クラブ(お酒を飲む所)があった場所の解体をしたら
床下にお風呂が出て来たり、倉庫で使ってた「蔵」を整理したら「こりゃお宝だろ!」
なんて物がザクザク出てきます。毎日「へー!うわ!なにこれ!ほー!すげ!」
の連発でした。


今は、ほぼ工事のめども付き、「おー!へー!いいねー!え?」の連続ですね。

後はほとんど打ち合わせ!
「番頭はん、今日はどちらでっかぁ」が第一声の電話の声、
「はいはい、今日は菊屋です」と答えようものなら、
「ほな、行きますわ!絶対居て下さいね」と、まるで倒産の噂の流れた銀行の窓口のように
殺到する業者さん。
「もう納期がおまへんねん、はよ発注だしてーな」、「トイレットペーパーはお尻に優しい当社を」
「パンフレット2000部ですか?5000にします?」、「雑誌掲載の原稿確認願います」
ちょちょっと、これ湯回廊が愉快廊になってるでしょ!どんな回廊だよ!
などなど…トイレットペーパーの切れ方から、浴衣の胸元セクシーすぎるまで、
凄い決断の日々を送っているのです!


今日も雨でしたねー、焼肉食いに行こ!

つれづれに

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プロフェッショナル

プロフェッショナルとは…


20060525184528.jpg力と技、平成の匠たち。


20060525184807.jpgこの手が風景を造り


20060525184717.jpg影となり、支える20060525184554.jpg


またここに時代の創造者たちが刻みこまれる。


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20060525184751.jpg彼らは技を誇り、造形と成し、


我らは無を形と成す・・・遭い重なり、「もてなし」となる


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玄人          


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photo  by  サラリーマン番頭






季節の絵はがき

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再生の灯,灯る

しばらくひとり言をいう暇もなく月日は容赦なく… 過ぎております…いや、
近づき迫ります。 あっ!まずは、様々なご指摘、アドバイス、励ましの言葉、感謝です。


最近老眼が進み(かなりショック)!?[つづく」に付ける点の位置が定まらず、とりあえず両方の
「つ」に付けておきました!
石橋は叩いて渡るタイプでして………ごめんなさい、嘘です。
あっ残念、気付かなかった方は次回をお楽しみに!

今日は報告をしなければならない事がありまして。

「再生の灯」が育っているんです!

過去の日記からお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、「再生」をテーマに
「蛍」の自生する環境を庭園の地形を生かし作りました。
この宿が時代の風景に溶け込んでいた頃、風は季節の香りがし、水はどこででも喉を潤し、
生き物は日めくりのように季節を告げました。
ここでは、この建物が正々堂々としていた頃、そんな頃の風景を再生させる為の一つとして、
「あたりまえ」に蛍が舞う風景をお届けしたかったのです。

昨今、蛍を「放つ」風景は多くなりました、それは見る人にとっては同じ風景かも知れませんね、
でも、この建物同様、本物には本物が似合いますよね。 前置きが長くなりました。
皆さんは蛍の幼虫も光るのをご存知でしたか?昨晩、蛍担当のE氏より報告メールが!
「こっちの水は甘かった」まだ二匹のみの確認でしたが、羽化前の幼虫が確認できました!
「ほのか」にお尻を光らせていたそうです。
また、蛍担当のE氏の奮闘記も報告いたしますが、魂のこもった蛍の灯を
皆様にお届け出来ることでしょう。お楽しみに。


P1010178.jpg蛍の小川、源氏蛍、平家蛍が生息しています。


オープン時、蚊帳越しに瞬く淡き灯をお届け出来れば幸いです。
 

つれづれに

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灯りの風景

灯火は「ふっと」見た者を 


別の処へつれていって くれる。ただ         
 それは 火の色で
なくてはならない。20060519211358.jpg


P1010747.jpg  20060519220717.jpg

 20060519220735.jpg20060519220629.jpg photo by サラリーマン番頭
20060519220758.jpg20060519211251.jpg


20060519220656.jpg


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季節の絵はがき

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漱石と菊屋(弐)

漱石夏目金之助は、明治四十三年八月六日から十月十一日まで修善寺 
菊屋本店に
滞在し病身を養った。


当時伊豆におもむくのはかなりの大旅行だった。東海道線は箱根の山塊を
北へ迂回して避け、御殿場から三島へと至った。三島から伊豆箱根鉄道が
出ている。
それは大仁が終点となっていて、大仁から修善寺までは人力車を使った。
漱石は雨中ひた走った。
明治四十三年の夏は異常な多雨で、東日本を中心に土砂崩れや洪水に
見舞われたがこの日の雨はその序曲だった。 到着の翌朝、漱石は生卵二つと
ご飯三膳を食べた。



青年期より神経症の胃病に悩まされていたと言う。漱石は食いしん坊だった。
酒はまるで飲めず、甘いものが好きだった。


20060519162946.jpeg


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長く胃弱に苦しんでいた彼は、明治四十二年秋満州朝鮮旅行で胃病をさらに
悪化させ、四十三年の六月、内幸町の長与胃腸科医院で胃潰瘍と診断されて
入院した。
七月三十一日には退院したが、医者にも勧められた転地療養の為、修善寺に
おもむいたのだった。 彼はその二週間ほど後、急激に症状を悪化させ
菊屋にて八月二十四日に大吐血をし、危篤に陥った。


正確にはこの時三十分漱石は死んだのである。


「強いて寝返りを右に打とうとした余と、枕元の金盥に鮮血を認めて余とは
一分の隙も無く連続しているとのみ信じていた。その間には髪毛一本の
挟む余地のないまでに自覚が働いて来たとのみ心得ていた」


「妻の説明を聞いたとき余は、死とはそれほど果敢ないものかと思った。
そして余の頭の上にしかく卒然と閃いた生死二面の対照の、如何に急激で
かつ没交渉なのに深く感じた」


 修善寺の大患と漱石の生死観  関川 夏央 より

つれづれに

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漱石と菊屋

明治四十三年八月六日 


「漱石」 やまんなぁ…こう雨じゃ…何の為の転地だかわからんなぁ…ぐぇ…すっぱい


 菊屋別荘(現 湯回廊菊屋)の玄関に腰掛つぶやく  


 あいにく、この日は 「北白川宮 様」(皇室)の貸切の為、空き部屋が無かった。


「松根」 宮内庁の松根だが、3日前に連絡を入れたはずだが!……おーいご主人!


「漱石」 まったく、なんという人生だ…胃はすっぱいし、宿屋には部屋がないし…松根君は宮様の世話で、きりきりしている…はるばる修善寺まで来て この雨…


「松根」 なんとか一部屋用意できました。


 部屋に落ち着き(現 梅の間) 夕食。


「漱石」 そういえば、長谷川辰之助君も低気圧は脳に悪いといっておったが…胃にも悪いか…


「仲居」 あら、全部…せっかくのお刺身を全然召し上がらないで…


「漱石」 刺身は胃腸に悪い。


「仲居」 生卵二つ、ご飯三膳の方が、よほど悪いですよ。


「漱石」 長谷川君という人がおってね、この人は 二葉亭ともいったんだが…


「仲居」 あら、古今亭とか三遊亭の親戚ですか?


 隣の座敷からは三味の音、仲居は後片付けをしながら話の相手を続ける。


「漱石」 茶碗なんか叩きおって…幸徳君という男がおってな…この男は外見は二葉亭とは似ても 似つかんが、その…思うところは…


「仲居」 まぁ、すごい降りよう!御覧なさい先生!山百合があんなに沢山!


「漱石」 ……                


 二葉社 「ぼっちゃんの時代」完結より


   「 蚊帳越しに、見る山寒し、杉木立。」


 この時読んだ「句」です。夏とは思えない、寒々しい句です。漱石はこの時四十三歳、ここから「修善寺の大患」が始まるのです。


                                          つづく20060511133553.jpeg  20060511133652.jpeg



 


 

つれづれに

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格子の風景

20060507192927.jpg  格      子

20060507192403.jpg漱石が見た午後四時の風景・・・・

20060507192123.jpg     20060507192001.jpg
P1010667.jpgお気に入りの万年筆  セピアのインクを好んだらしい 

20060507191902.jpg P1010230.jpg
手すきの硝子を反す風景は…ゆらめき、まるで水面の如く

回廊を迷うこと そして 何かを見つけ…
20060507193002.jpgやわらかいく差し込む午後の明かり

夕暮れまでこのまま灯をともさずいたい・・・

そんなやさしさにつつまれて・・・・
20060507193139.jpg
                    
匠とは、さりげなさを、より、さりげなく感じさせる    

 

photo  by  サラリーマン番頭 

季節の絵はがき

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日々の事「遭遇」

ともあれ、サラリーマンの番頭、「サラリーマン番頭」なんかカッコイイ!  …?


とにかく日々忙しく、そうそうオープンは7月初旬なのですよ、もうあと2ヶ月ですよ!なので忙しく。この文章まとまりのなさから忙しさが受け取れるでしょ


昨今、旅館再生プロジェクト!「蘇れ老舗旅館」プロフェェショナル!(適当にタイトル付けてます)とか、カッコイイ内容でTVなんかでやってるじゃないですか、まぁーねぇー同じ事やってる割には「地味」なんですよ。ここでは、そんなカッコつけずに、本物の再建を語りますよ!


 題して  「サラリーマンの給料じゃキツイぜ旅館再生」


うそですよ!ネタネタ、じゅーぶん頂いてますって……………。


てな訳で、日々東京の本社と修善寺の行き来が続いております。昨日は某媒体に情報掲載するとの事で広報との打ち合わせに行きましたそこで遭遇したのです! 


20060505140850.jpg


※ごめんなさい、分からない人はhttp://hotespa.blog33.fc2.com/本物ですよー、歩く方ですよー!旅の達人ですよ、達犬?.私も修善寺を担当するようになり、いろいろ地域の事を勉強しました、が、この方はなんせ詳しい!すごい。ひたすら圧倒されながら会議に幕がおりました。


サラリーマンゆえ、さまざまスタッフにまみれ、重圧に潰れ、でも、お客さんの喜ぶ顔を思い描き、残り2ヶ月「人の苦労は…」でお楽しみ下さいませ。


 



   

つれづれに

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もったいない!もったいない!

この旅館は360年の歴史をもつ「修善寺 菊屋旅館」

この度、再建の為、新たに「湯回廊 菊屋」として、リニューアルオープンをいたします。

古きを残し、時代を楽しんでいただく事をテーマに…

重い !とにかく重いのであります…が…がんばります!

さて、そこで、(どこでだよ!)…実はですね、今、改装工事の為に旅館事態は休館なんです、細かく言えば、360年の歴史の中で唯一この時、2006年の春・初夏は誰の目にも触れず季節が過ぎていってしまうのです。 膨大な庭園や、蛍の庭は誰にも見られずに花を咲かせ、光を放つ。実にもったいないでしょ。

そこで、(正しいそこでだね) ここに、「季節の絵葉書」と題し、目に触れぬ今の風景を写真で皆様にご紹介いたします。

 では、開演です。      

記事の続き
季節の絵はがき

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2004嵐の後

この物語は2004年の夏、台風の後からはじまります。

すさまじい台風の襲来が続いたこの夏、伊豆修善寺は大きな打撃を
受けた。
温泉街を流れる桂川は氾濫し、道は川となり、山は地肌をさらけだし、
風が樹木をなぎ倒した。

数年、いや数十年の間ここをこれ程の嵐が訪れた事はなかった。
1958年9月27日の狩野川台風以来、そう半世紀ぶりの
大災害ある。

その日菊屋には数十人の宿泊客が不安の中、ただ天候の回復を祈り、部屋で過ごしていた。
ここ菊屋は桂川をまたぎ、川沿いに面して建っている。
川を渡る渡り廊下からは、見る見る水位の上がる川面が濁流となり迫る


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渡り廊下からの風景。吊橋は旧プールへのもの。

すでに上流では、川が決壊し、さまざまな温泉施設が水害に…

そして、突風が襲う。
3階建ての菊屋の建物の屋根は飛び、渡り廊下のガラスは吹き飛び、
樹齢数十年の大木が折れ施設の屋根を潰す。
従業員の適切な対応により、お客様には被害が無かったものの
多大なる被害が起きた。

そして、衰退へ。

あまりにも大きな被害、莫大な費用。
修善寺菊屋の灯を消すな!

この命を受け、再建の力となるべく乗り込んだ K社。
私の勤務する会社なのです。
episode1

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