菊屋番頭のひとり言

「伊豆・修善寺温泉 老舗旅館 菊屋、再建の物語」 オープン準備からオープン後の四苦八苦、七転八倒。 前大番頭から引継いだ文才の無い小番頭の大奮闘紀。

   恵比寿=エビス=漱石

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     涼を求めて館内をウロウロしました。
     今、売店では空き樽を利用して「エビスビール」や

     「ラムネ」などを氷で冷やして販売しています。
        なぜ「エビスビール」?
     理由はと言いますと・・・・

     あの「夏目漱石」先生が好んで飲んだビールなんです。

     と、言うよりも「エビスビール」しか飲まなかったそうですよ。





 

        恵比寿=エビス
     当時は「恵比寿ビール」と呼ばれていました。
     ちょっと面白い文章があります。
         「ビールがない?」



      「ビールはございませんばってん、恵比寿ならござります」



      「その恵比寿はやっぱり瓶に入っているんだろうね、姉さん」



     旅館のお手伝いさんと交わされるこの軽妙なやりとりは

     夏目漱石の「二百十日」の一場面です。

     漫才の問答みたいですね!
     漱石は1896年(明治29年)4月から4年3か月間

     熊本の旧制第五高等学校に勤務していました。

     1899年9月に同僚と阿蘇中岳に登った際に一泊した

     内牧温泉・養神館での体験が、先の一節のモチーフとなったそうです。
     菊屋にも滞在しましたが、療養が目的でしたので

     当時は飲まれたかは定かではありません・・・・・
     でもそんな事を思いながらキンキンに冷えたビールを

     テラスで「グイッ」と!!!

          

      極楽、極楽・・・(思ってるのは私だけ?)
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